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近頃、活性酸素という言葉をよく耳にしますが、科学の進化に伴い、この活性酸素の恐ろしさが浮き彫りとなってきました。
何らかの原因で対になっている電子の一方を失って不安定になった酸素の状態を活性酸素と呼んでいます。他から電子を奪って安定しようと激しく反応し、奪われた方もまた他から奪い取ろうとするので、生体に次々と破壊的な連鎖反応が起こるのです。他から電子を奪うこと、すなわちこれが酸化と呼ばれるものです。酸化するということは、錆びることです。

例えば、2つに切ったリンゴを何もしないでそのままにしておきます。すると、やがてリンゴはすぐに褐色に変色し始め、しなびていきます。これが活性酸素の作用なのです。これと同じことが私たちの身体にも起きているのです。

活性酸素には、普通の酸素と比べて100〜1000倍も酸化の力が強まることがわかっています。酸素の力によって鉄が錆びてボロボロになるように、私たちの細胞も活性酸素により錆びていくのです。人間の身体には約60兆個の細胞があり、骨格も臓器も皮膚組織もすべて細胞で構成されています。活性酸素は、細胞レベルで私たちの身体にダメージを与えるのです。
紫外線、X線、化学物質、薬剤、食品添加物、タバコ、大気汚染、ストレス、深酒、過度のスポーツ、家電やOA機器の電磁波、農薬汚染、高脂肪食、油を加えて過熱された加工食品など
長い進化の過程の中で、動植物にとっては紫外線が活性酸素の最大の発生源であり、最大の脅威でした。私たちの身体は活性酸素から身を守るために自ら酵素を作り出し、その抗酸化力で中和し無害化してきました。ところが活性酸素の発生源はもはや紫外線だけではなくなってしまいました。今では、抗酸化栄養素や体内酵素だけでは不十分となり、外から抗酸化物を補充することが必要になっているのです。

以前はビタミンCとEが十分にあれば活性酸素を体内で捕まえて、体内酵素との相乗作用で退治することが可能でした。ところが最近では増え続ける多種多様な発生源に対して、従来のビタミンCやEだけでは対抗しきれないのが現状です。そこでもっと活性酸素を撃退する力、つまり抗酸化力のあるものが求められてきました。

そしてそれは、あったのです。切り札ともいうべきものがありました。OPCと呼ばれる天然の抗酸化物質がそれです。OPCの抗酸化力はビタミンCの数百倍といわれ、活性酸素を消去して無害化する物質としてはこれまで知られている限り最強のものでした。
病原菌などによる場合を除き、ほとんど全ての病気が活性酸素によって発生したり、悪化するのであれば、活性酸素を無害化することで病気を予防したり、症状を緩和したり抑制することが可能となるはずです。ですから、専門家たちは、OPCを植物性健康食品のスーパースターと呼んでいるのです。

OPCは血管防御作用に始まって、たんぱく質への親和性、抗コレステロール性、抗炎症性、抗アレルギー性、活性酸素捕捉性などのマルチプルな有効性を持っています。今では全く副作用のない物質であることがすでに証明され、フランスでは医薬品として活躍しています。