体内で普通の酸素や水などが何かのキッカケ(例えば紫外線やストレス)で変身して活性酸素が発生することが多い。活性酸素になると体中の細胞から電子を奪い体を酸化させる。そして自分は安定して何もなかったかのように今度はいい人になっちゃったりします。しかし私たちの体は大変な被害を受けます。 |
体内で最も発生しやすい活性酸素だが、幸いにもスーパーオキシドは消去されやすく、これを分解するいくつかの酵素とビタミン類でなんとかなります。 |
ラジカルではありませんが、わずかなきっかけで凶悪なヒドロキシラジカルに変身する不安定さがあるので活性酸素の仲間入りをしています。すぐ下のヒドロキシラジカルの図と比べてみれば、想像できますね。体内での存在時間も長いため移動距離も多いと言われています。 |
これが活性酸素の中でもっとも凶暴です。強力な酸化力で細胞を傷つけます。 それどころか細胞内の核にまで入り込み、DNAを狂わせ、がんの発生原因にもなりえる最も恐ろしい活性酸素です。 |
一重項酸素は二重結合をもった化合物と反応します。二重結合といえば不飽和脂肪酸ですが、不飽和脂肪酸を過酸化脂質に変えてしまいます。ただ一重項酸素はラジカルではないのでヒドロキシラジカルの連鎖式の過酸化脂質の反応は起こらないらしいです。 この活性酸素は紫外線を浴びると発生することで有名で、肌を傷つけシミやシワをつくる女性の敵です。しかも生体にはこれを無毒化する酵素もないと言われています。 |